一条ハウスをスマート化する問題点、それは電動ハニカムシェードとダウンライト。
ここを誰にでも簡単にできる方法でアレクサ(スマートリモコン)で操作したい!改造なんて無理無理!
とにかくスマートじゃなくてもいいからスマートホームにしたいんだということで、ハニカムシェードも含めてアレクサ!している我が家の設定をご紹介します。
救世主はこれ!↓

アイスマートはスマートホームに向かない!?
一条工務店のアイスマートは大変住み心地がいいです。それは間違いありません。
間取りを考え抜いて、ほぼ失敗したと思うところもなく、とても満足しています。
しかしひとたびスマートホーム化しようとすると、思いのほかお金がかかることに気づいてしまいました…。
問題はダウンライトと電動ハニカムシェード
アイスマート、大体ダウンライトじゃない!?
スマートホームの醍醐味は、赤外線リモコンを自在に動かせることといっても過言ではありません。
しかしアイスマート、特に希望を出さない限りはダウンライトがメインになることと思います。
このダウンライト、リモコンがなく壁スイッチなので、スマートリモコンで操作できません…。
さらに皆がスマート化したい電動ハニカムシェードも、電波リモコンなのでこちらも操作できません。
やりたい二大巨頭がダメって!アイスマート、スマートじゃない問題。
とはいえ、音声操作したい!
そうはいっても音声操作の夢は捨てられません。
そんな人々に重宝されているものが「SwitchBot 指ロボット」です!
これがあればリモコンがない・あっても赤外線じゃない家電もあっという間にスマート化。
起動すると小さな突起が出てきて、物理的にボタンを押してくれるのです!
ただしこのロボット、基本的に押せるのは1台につき1つのボタンのみ。ダウンライトのボタンだけでも数個必要です…。
すべての部屋の分を購入するとそれなりの金額になってしまうので、今回はリビング・キッチン・ハニカムシェードに絞ってスマート化していきます!
準備したもの

まずメインとなるアレクサシリーズ+スマートリモコンです。
アレクサにした理由はただ1点、他のスマートスピーカーに比べて圧倒的にリーズナブルだからです。
年に数回あるアマゾンセールで、驚くほど安くなります。今回はプライムセールを狙って購入しました。
Dotを寝室に、Flexを玄関・キッチン・リビングに置きます。
さらに、SwitchBot&指ロボット設置用に下記を準備しました。
- 発泡スチロール(ホームセンター購入)
- 磁石シート(ホームセンター購入)
- 3M 両面テープ(ホームセンター購入)
- 発泡スチロールカッター(ダイソー購入)
壁スイッチにつける指ロボットは、スイッチカバーにつけることになります。するとスイッチカバーと壁との段差により、うまく動かないことがあるので、そこを発泡スチロールで埋める作戦です。
電動ハニカムシェードをアレクサで操作
先述の通り、一条工務店の電動ハニカムシェードは電波式リモコンです。
【電波式(RF)リモコン】
日本で使われる一般的なリモコンである赤外線(IR)ではなく、無線(RF)を使ったリモコン。
障害物に弱かった赤外線の弱点を克服した次世代型。
しかし現在販売されている多くのスマートリモコンは赤外線操作のため、スマートホームを目指す人々にとっては次世代なのに使えないという悲劇生み出し機となっている。
現状、スマートリモコンで操作するための方法は2つです。
- マイコン等を使ってリモコンを改造し制御する
- SwitchBot指ロボットを上げ▲ボタン・下げ▼ボタンに設置する
まず①、マイコンと呼ばれる小さなPCのようなものにプログラミングを行い、リモコンの電子回路を改造して制御できるようにするやり方。
厳密にはプログラミングは不要だったり、色々なやり方がありますがどれもとにかく難易度は低くありません。そしてリモコンを改造するので完全なる自己責任になります。
ただし指ロボットを大量に購入するよりは安く、スマートであることは間違いありません。
「一条工務店のi-smartを田んぼに建てる」の にょろさん が行っている「ラズベリーパイ」を使った制御が、個人的に一番できそうな可能性を感じています↓

とはいえプログラミング畑をかじったレベルの管理人、改造となると正直自信がありません。
今後RFリモコン対応の商品が出てくれるはずと信じて、今は超アナログな方法でスマート化することにしました。
それが②です。

プログラミング?なにそれ?の皆さんも、これで解決です。指ロボット代はかかりますが…。
▲ボタンを上の指ロボットが押し、▼ボタンを下の指ロボットが押します。

指ロボットが浮いていますが、実際使ってみるとずれることもなく安定して動作します。

リモコンの設定は「全」にしておきます。そして2回クリックが必要なので、アレクサを下記のように設定しましょう。

これで完璧。「アレクサ、シェードを閉めて(上げて)」でハニカムシェードが操作できます。
思ったよりこちらの記事が読んで頂けてるようなので…
— ながや (@nagaya_kns) November 6, 2020
ハニカムシェードスマート化の動きはこんな感じです。
アレクサ!のあと、スイッチが押されて、5秒後にもう一度押します。 pic.twitter.com/BJxjyxBj32
今後のスマートリモコンのRFリモコン対応、もしくはオプションに期待しましょう。

リモコンが進化して余ったら他のスイッチに使えばいい!はずです!(笑)
ハニカムシェードのリモコン登録変更は、こちらの記事を参考にしました↓


ダウンライトのスマート化
次に壁スイッチへ指ロボットを設置していきます。
そのまま貼り付けると、壁との隙間でうまく指がスイッチを押せません。
小さく切った発泡スチロールをかませて、安定して押せる位置を探して貼り付けましょう。


ちなみに3Mの両面テープ、とっても強力なので、そのまま壁紙につけると外す際に壁紙ごと持っていかれます。
壁紙にはマスキングテープ(メンディングテープ)を貼り、その上に両面テープ、発泡スチロールの順で貼り付けることをおすすめします!
我が家はメンディングテープを貼ってますが、はがれるようなことはなく安定していますよ。
スマートスピーカーの登録
準備は整いました。あとは生活スタイルに合わせてアレクサにお願いするだけです。
我が家のおすすめは
- 「ただいま」でハニカムシェードを下げる。数秒後にリビングの照明をオン。
- 「おはよう」でハニカムシェードを上げる。天気予報を読み上げる。
- 「おやすみ」でアマゾンミュージックの自律神経を整える音楽をかけ、30分後に止める。
- 「掃除して」でロボット掃除機を稼働。
これがめちゃくちゃ気に入ってます!
玄関のアレクサに「ただいま」、寝室のアレクサに「おはよう」で、ハニカムシェードは完結します。これだけでかなりスマートな気分です。
帰ってきて、リビングつけて、ハニカムシェードをリモコンポチポチして下げて…の手間が地味に面倒だったことに気づきました。
アマゾンミュージックは、プライム会員なので聴ける曲が通常より多いです。睡眠のための曲は多く入っている印象でした。
スキルにも睡眠系はたくさんありますが、個人的にはミュージックの入っている曲の方が好きですね。30分後に止める、までセットでできるので大変便利です。
ロボット掃除機も地味に便利です…起動し忘れても、出先でもアレクサアプリから指示できるのがいいですね。
一条工務店のハニカムシェードでアレクサを使う
実際準備してみると、アイスマートをスマートホーム化するために、一番費用がかかるのは指ロボットとなりました。
(ダウンライトスイッチ×個数、ハニカムシェードリモコン×2…)
アレクサ自体はアマゾンセールで買うことで40%オフにもなるので、そこを狙って揃えていくのがおすすめです。
ハニカムシェードも、電動で昇降できる時点で大変便利なんですが…声で操作できるのは想像以上に快適です!
指ロボット代✕2を出しても、満足な結果になりました。
引き続き、少しずつアイスマートをスマートにしていきます。
ダウンライトとシェードリモコン、スマリモだけで操作できるようになりますように…。



