夫婦・カップルで楽しめる温泉旅館の選び方

温泉、いいですよね。

遠方でも近場でも、温泉旅館に泊まれば急に非日常感!リラックス旅にもってこいです。

しかしふと思いませんか?

夫婦・カップルで行くと、温泉入るとき1人だな…と…(同性同士でない限り)

もちろん1人で浸かるのも楽しい!けどどうせなら2人で楽しめる温泉もいいですよね。

この記事では、夫婦・カップルの2人で楽しめる温泉宿のおすすめの選び方について紹介します。

目次

まずは基本、風呂付きの部屋

夫婦・カップルで楽しめる宿といえば、風呂付のお部屋です。

宿でもグレードの高いプランになりがちなので、価格帯は高め。

しかしその分メリットはたくさん。

  • 時間を気にせず何度でも入れる
  • 他人の目がない
  • 移動の時間・距離がない

2人でまったり浸かれる温泉は、部屋付きのお風呂が一番です。

風呂付き部屋プランのある宿の選び方

わくわくの風呂付部屋。その前に!まず留意すべきはこちら。

  • 部屋付きのお風呂が温泉ではない場合がある
  • 露天風呂の場合と、内風呂の場合がある
  • 景観が良くない場合がある

特に温泉に浸かりたい!と思って意気揚々2人で楽しむ部屋風呂プランにしたはいいものの、よく見たら「※部屋風呂は温泉ではありません。」の記載…これではがっかりですよね。

でもこれ、結構あるんですよ。温泉宿で、大浴場や男女別の露天風呂は温泉だけど、部屋は通常のお湯というパターン。

必ず説明として書かれていますので、見落とさないよう注意しましょう。

また、部屋付きお風呂=露天とは限りません。

  • 露天風呂
  • 「半」露天風呂(宿によってほぼ内風呂だったり、露天に近かったりマチマチ)
  • 内風呂

など、部屋によって変わる場合もありますので、宿の部屋写真をしっかり見て確認します。

さらに予約の際には希望のプランであることを確認しましょう。

あとは景観ですが、通常男女別の露天風呂ほどのいい景色は望めない場合が多いです。

宿の公式写真だと、ものすごくよく見えがちなので、できればSNSなどで検索して素人が撮った写真で確認するのもおすすめです。

貸し切り風呂も選択肢に入れたい

部屋付きのお風呂は最高ですが、なにせハイグレードプランのためお値段が高め…。

そこでもっとリーズナブルに2人で楽しめる温泉、それが貸し切り風呂という選択です!

なんとなく貸し切り風呂=ファミリー用のイメージの方もいると思いますが、宿によっては露天風呂や半露天風呂などの貸し切り可のお風呂があります。

注意点としては

  • 別途料金が必要なタイプがある
  • 予約必須の場合、逆に予約ができない場合宿によってまちまち
  • 本当にファミリー用!!!という雰囲気のお風呂の場合がある…

貸し切り風呂は宿泊者無料のタイプと、別途料金タイプがあります。

別途料金でも、部屋代に含まれる「貸し切り風呂付プラン」などもあったりしますので、プランをよく確認しましょう。

また、貸し切り風呂の選択肢は、お風呂に入りたい!と思ったときに入れるかどうかもポイントです。

多いのが「チェックイン時に予約タイプ」。こちらは別途料金タイプに多いです。

予約不要の場合は「空いている時にお好きに入ってください」という形式が多いのですが、これが1日中なのか、22時以降など時間制限があるのかも宿に寄りけり。

お好きにタイプの場合は

  • 宿の部屋の総数
  • 入室中かどうかのわかりやすさ

にも注意していきたいです。

部屋の総数は、単純に「入りやすさ」に直結します。

宿泊客が多い大型旅館で「ご自由に」だと、入れ代わり立ち代わり入浴中になり、入れなかった…という場合があります。

また貸し切り風呂の場所が遠い場合で、かつ入口まで行かないと空いているかわからない!なんてことになると、何度も確認で往復することになるかもしれません。

貸し切り風呂宿の選び方

以上を踏まえた上で、個人的な貸し切り風呂目当ての宿選びポイントはこちらです。

  • 総部屋数が50室以下
  • 貸し切り風呂が2個以上
  • 大型旅館の場合は予約できる宿にする
  • SNSで貸し切り風呂の写真を検索する

貸し切り風呂メインで期待するならば、必ず入れるように準備したいところ。

SNSでの写真検索は、イメージと違った…を避けるためですね。

特に貸し切り内風呂!!

思ったより小さい…はあるあるで、子ども用マットレス付きで家のお風呂かな?みたいな場合もありますので、多方面から確認するのをおすすめします。

露天はイメージと違うことも少ないですが、内風呂は本当に…公式写真マジックあるので。

おこもり宿か?観光重視か?もお風呂選びには重要

2人の温泉旅!おすすめなのは、まず初めに宿の方向性を決めることです。

  • 昼チェックインして宿を目いっぱい楽しみたい!
  • 夕方まで観光して、夕食から宿を満喫したい!

どちらにするかで、向いている宿が変わってきます。

おこもり宿なら部屋付き露店風呂がおすすめ

チェックイン可能時間から宿にこもってのんびり!

そんなまったりプランであれば、部屋付き露天風呂がおすすめです。

理由は単純、何回でも入れるメリットを十二分に活かせるから!

日中の日が高い内、夕方、夜、明け方…さらにチェックアウトぎりぎりにも気軽に入れます。

お酒を頼んで、お風呂に浸かりながら…なんて贅沢も可能!

おこもり系で貸し切り風呂プランが劣る理由としては

  • 複数回予約できない場合が多い
  • 別料金の場合1回〇分〇〇〇円という形式で何度も入るのに向かない
  • 距離がある場合、行って戻ってが大変

などなど、1日かけて楽しむ方向には向かないと感じます。

日中は観光、宿は夕方以降からなら貸し切り風呂でも十分かも

明るい内は観光を楽しんで、宿は夕方以降からチェックイン!な旅行なら、貸し切り風呂タイプが合っているかもしれません。

理由としては、これは人によりますが、もったいないかも…ということ。

多くの宿は夕食が18時以降~遅くとも20時までです。

夕方チェックイン後はおそらく間もなく夕食になります。宿外での夕食でも、そのくらいの時間にはなりますよね。

そこから部屋風呂を楽しもうと思っても、夜・朝(早起きが必要)の2回しか楽しめない可能性が…。

多くの宿には別途大浴場もありますので、そちらも入るつもりであればさらに忙しいことになります。

風呂付部屋となし部屋での金額はかなり大きいため、1~2回しか楽しめないのであれば、貸し切り風呂の方がコスパが良いかもしれません。

差額で観光にお金を回すこともできます。

観光の場合は、宿の夕食には間に合うように各予約をお忘れなく!

予約はasoview!が使いやすくておすすめです。

「混浴」という選択肢もあるにはある

参照:大丸温泉旅館 白樺の湯

混浴…入ったことありますか?

山の方の温泉地には、意外と残っているんです。

夫婦やカップルで入れるとなれば、選択肢に入れてみるのはどうでしょうか?

混浴は景観的に強い

そんなチャレンジしなくても…とお思いの方も多いと思います。

しかし混浴にはメリットがあります。それが「景観」です。

部屋風呂は言わずもがな、貸し切り風呂もそこまで大きな露天風呂はありません。

混浴できる温泉は多くが「広く」「景色が良い」「露天風呂」になります。

男女別、大浴場としての露天風呂は多くありますが、夫婦・カップルで入れる露天風呂としては、景観面で超えられない壁があります…。

広く解放感あふれ、景色が抜群にいいお風呂に2人で入る…ちょっと魅力的と思いませんか。

ハードルの低い混浴とは

とはいえ、裸で知らない異性と入る混浴…はとても女性からすると無理です。いや無理とかではなく、やめましょう。おすすめしません。

ではどんな混浴ならいける可能性があるのか。

  • タオル着・湯あみ着がOKなところ
  • お湯が白濁している(濁っていて透明度が低い)ところ

混浴がある温泉の中には、タオル着や湯あみ着がOKなところも多々あります。

基本的には、タオル着・湯あみ着は必須条件で考えましょう。

その上で、お湯が透けないほど濁っていればかなり安心できます。

深夜時間帯を狙う

これは全温泉同じですが、深夜時間帯は人が少ないものです。

昼間は日帰り入浴客+宿泊客もいるので、ほぼ人がいるでしょう。

24時間開いている、または夜22時以降は消灯するけれど、お風呂は自由…などの宿だと狙いやすいです。

特にお酒が入ることが多い夕食後は、男性客が少ない傾向にあります。

23時過ぎくらいにこっそり行くと、貸し切り状態で気兼ねなく入れるかもしれません。

明るい景色は望めないかもしれませんが、土地によってはパートナーと一緒に綺麗な夜空が楽しめるかも!

男性が気まずそう&「ワニ」の問題

管理人はわりとタオル着で1人以上(友人・配偶者など)であれば、混浴に突撃できる方です。

しかし実際入ると、こちらが気にしなくても男性を気まずくさせている雰囲気をひしひしと感じます…。

加えて混浴には「ワニ」と呼ばれる男性がいると言われています。何時間も湯につかり、女性客を待つ人たちのことです。

ワニに関しては日帰り入浴でよく目撃されるようなので、宿泊客の時間帯ではそうはいない…と思われます(が、もちろん100%ではない)。幸い宿泊メインの管理人は遭遇したことはありません…。

またパートナーと一緒であれば、ワニもそう近づいてくることはないと思われます。

とはいえ、

  • ワニが怖い・気になる
  • こちらがワニを気にしなくても、他の普通の男性客は気まずそう

ということは頭に置いてチャレンジすると良いかな…と思います。

混浴になれた方であれば、関係のない話ではありますが…。

女性限定の時間帯があるところを選ぶ

混浴にチャレンジしてみたい!でも無理だったらせっかく選んだお風呂が無駄になっちゃうかな…?

初混浴では、本当に自分が入れるタイプかどうかわかりませんよね。直前でためらうこともあります。無理はありません。

そんな時のために、混浴でも「女性限定の入浴時間」を設けている宿から始めるのも手です!

主に宿泊の時間帯に、女性限定時間がある宿が多いのです。

2人では入れなかったとしても、それぞれが広い露天風呂を気兼ねなく楽しめます。

部屋以外でもカップルプランがあると楽しい!

温泉や部屋以外にも、カップルプランがある宿もあります。

  • アルコール・ドリンクサービス
  • 食事内容が別(2人それぞれ)
  • 浴衣貸し出し

などなど…宿ごとに創意工夫が見られるサービスがある場合が!

ここを目当てに決めると、部屋や温泉の選択肢が狭まってしまうので、最後の決め手くらいに考えるのがおすすめです。

あまり見かけませんが、管理人が体験した、食事内容が2人で別々のものが出てシェアして食べられる…というプランはかなり楽しかったですね。

楽しい2人温泉を!

どんな温泉宿にするか、イメージは定まってきましたか?

まずは宿以外の予定はどうでしょうか。

  • 旅館メインの旅か
  • 観光メインの旅か

どちらかでおすすめが変わってきます!

  • 宿でゆっくりなら部屋付き風呂
  • 観光メインなら貸切風呂もあり!

そのほかにはこんなところもチェック!

  • 公式以外の写真チェックしてイメージ通りだった?
  • 混浴も選択肢の一つ!
  • おまけプランでカップルプランがあるとさらに楽しい!

楽しい旅行にしてくださいね!

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