賃貸、持ち家で悩まない!子なし夫婦の住まいは持ち家がおすすめ

悩まない!持ち家がおすすめ

「子供がいないのに持ち家って、持て余さない?」

「夫婦だけなら賃貸で十分じゃない?」

子なし夫婦だと、住まいもどのように決めるか悩みますよね。

ですが子なし夫婦こそ、様々な面で持ち家がおすすめなんです。

子なしですが家を建てた ながや がご説明します!

目次

生涯支払う金額は、賃貸も持ち家もあまり変わらない

大前提として、賃貸も持ち家も生涯コストを考えると大きな差はありません。

賃貸の場合

家賃:10万円×12ヵ月×50年=6,000万円

更新料(2年更新):10万円×25回=250万円

駐車場代:1万円×12ヵ月×50年=600万円

合計:6,850万円

https://o-uccino.com/front/articles/59609

持ち家の場合

住宅ローン返済額:4,200万円(物件価格+利息)

諸費用:250万円

固定資産税:10万円×50年=500万円

管理費(マンションの場合):1万円×12ヵ月×50年=600万円

修繕費(マンションの場合):1万5,000円×12ヵ月×50年=900万円

駐車場代(マンションの場合):1万円×12ヵ月×50年=600万円

合計:7,050万円

https://o-uccino.com/front/articles/59609

実際はこちらに住宅ローン控除がある為、年間最大40万円×10年の金額が補助されます。

また、引用例はマンションのため管理費と駐車場等がありますが、戸建てはかかりません。

逆に戸建ては50年の間にリフォーム代がかかると予想されるので、修繕費がそれに当たります。

長生きすればするほど、賃貸の家賃がかかりますね。
結果として、生涯コストは持ち家の方が軽くなると考えられます。

【最大のデメリット】賃貸は「老後」、持ち家は「災害リスク」

つぎにメリットとデメリットを比較していきます。

賃貸のメリット・デメリット

賃貸メリット

・ご近所トラブルがあっても引っ越せる

・固定資産税を払う必要がない

・家賃のコントロールができる

・災害で建物に被害があっても修繕費の負担がない

賃貸デメリット

・設備グレードが劣る場合が多い

・ペットが飼いにくい

・一生賃料がかかる

・高齢者は賃貸物件を借りにくい

賃貸のメリットは「すぐに引っ越せる」「ローンを組まない」こと

賃貸は「住み替えやすい」「支払額をコントロールできる」ことが最大のメリットです。

隣人や近所とのトラブルがあった場合、気軽に引っ越しが可能です。

持ち家の最大のデメリットである「災害リスク」についても、修理や建て替えの費用もかかりません。

また現在の家賃支払いが難しい場合も、引っ越しにより家賃を下げることができます。

賃貸のデメリット「老後の支出」「借りにくい」…子なしには無視できない問題

問題はデメリットです。

70歳以上の高齢者夫婦での入居は、オーナーが嫌がる場合があります。

子供がいない=保証人もいないとなると、より難易度が上がります

「今後は高齢化社会だし、もっと借りやすくなる」という意見もありますが、選択肢がどれくらい増えるかは不透明です。

立地や設備の良い物件は、あえて高齢者に貸さなくとも埋まりますよね。

その中で孤独死・未払いリスクのある子なし高齢者の優先度は高くないことは想像できます。

住めればいい、で老後を暮らすのもむなしい…と私は思いました。

月々の賃料支払いも、年金生活の中では負担・不安を感じます。

ペットと暮らしたい人も多いのではないでしょうか。

また、見過ごされがちな設備グレードですが、高齢になればこそ気にしたいところ。

冷暖房効率に左右される光熱費も、年金生活ではバカにできない命の必要経費です。

気密性が低い住宅でのヒートショック対策も、高齢者の住まい選びには重要でしょう。

【ヒートショック】
家の中での急激な温度差により、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こし、体への悪影響を及ぼす。
急死の原因の一つで、2011年統計には高齢者の死因で交通事故死亡者数を上回る

このように賃貸のデメリットは、特に子なし夫婦にとって致命的な不安要素になります。

持ち家のメリット・デメリット

持ち家メリット

・グレードの高い設備を導入できる

・ペットの制限がない

・ローン契約者に何かあった時には支払いが免除される

・老後の家賃や住む場所に困らない

・リフォームができる

持ち家デメリット

・気軽に引っ越しができない

・固定資産税の支払いがある

・ローン支払い金額のコントロールは難しい

・自然災害で被害を受けた場合、自己負担金が重くなる可能性がある。

持ち家のメリットは「老後の不安が少ない」「夫(妻)に万が一があっても住む場所は残る」

やはり子なしに取ってのメリットは「老後の住まいに困らない」ことでしょう。

年金暮らしにとって、賃料がかからないことは大きな不安の軽減になります。

賃貸の最大のデメリットである「高齢者の賃貸借りにくい問題」についての不安もありません。

「家は資産にならない」という意見もありますが、賃貸と金額がトントンならば、ゼロにならないだけ良いのでは…?と思います。

また主なローン支払者に万が一があり、払えなくなった!という場合にも保険があるため安心です。

【団体信用生命保険(団信)】
住宅ローン契約者が死亡や高度障害等によって支払いが難しくなった場合、住宅ローン残高を銀行が支払ってくれる保険。
特約で「がん」「急性心筋梗塞」なども条件に含められるものがある。

収入の多い側に万が一があった場合、家賃の支払いは大きな負担になります。

賃貸に住んでいても、今までより家賃の低い場所に引っ越しが必要になる可能性が高いです。

「住む場所だけは確保されている」ことの安心感は大きいでしょう。

老後、必要な介護のためのリフォームができることも大きいですね。

持ち家最大のデメリットは「自然災害リスク」

これは子なしに限りませんが、持ち家には自然災害のリスクがつきまといます。

最近でも洪水による浸水被害のニュースを見ますよね。

大規模な自然災害により家が損傷すると、国からも補助金が出る場合がありますが、建て直せるほどの金額は見込めません。

結果として、購入時のローンが残っていた場合、二重ローンになるリスクがあります。

また転職など収入が変わり、月のローン返済が苦しくなる場合もあります。(支払いの減額もできます。)

持ち家についてデメリットは、子なしに限ったことではありません。

だからこそ大事な部分でもあるため、いくつかのポイントに注意が必要です。

実際に持ち家を購入・住んでみて感じるメリット

ここからは、実際に私が家を購入し、住んでみて思うことをまとめます。

考え抜いて買いましたが、よかったと思うことだらけです。

光熱費が圧倒的に下がった

以前の賃貸アパートではプロパンガスだった為、冬場では月2万を超えていました。(東北在住)

これに電気代が加わり、1LDKで光熱費月3万の時も…。

現在オール電化の戸建てに住んでいますが、夏場は24時間冷房・冬場は24時間暖房で年間最大月2万円です。

ソーラー発電による余剰売電(余った分を売る)効果も大きいですが、部屋数や在宅時間・快適さを考えると圧倒的に安いです。

持ち家でも、アパートと戸建てで違う部分はありますが、やはり賃貸との気密性・設備差を埋めることは難しいと感じます。

猫と快適な暮らしができる

私達夫婦は、絶対に猫と暮らすと決めていました。

しかし賃貸ではペット可物件はそもそも少なく、築浅などの条件が付けばさらに狭まります。

また動物が家にいれば、24時間空調は必須です。

快適な温度を保って熱中症にさせないことは、飼い主の義務です

賃貸であれば、光熱費が爆上がりしていたことでしょう…。

人間も定年を迎えれば日中も家にいることになりますので、光熱費のランニングコスト圧縮の影響は大きいです。

さらに脱走防止策など、原状回復を気にしなくてよいので、幅広く対策を行えます

コロナ禍で在宅時間が増えた

感染症によってステイホームとなることは予想していませんでしたが、持ち家でよかったと感じます。

  • 自宅で運動できる環境を整えられる
  • ベランダや庭でBBQなど、自宅で楽しめることが多い
  • 楽器を楽しめる
  • 家でカラオケもできる
  • ペットとの時間に癒される

賃貸より分譲マンションや戸建ての方が、防音効果は高い傾向にあるようです。

賃貸では階下への足音が気になって、フィットネスDVDすらもできませんでした。

コロナが収まったとしても、また次の感染症が出てくる可能性だって大いにありますよね。

自宅で運動したりリフレッシュしたり、これからはより在宅でも楽しめる住環境が必要だと感じました。

在宅避難ができる

災害が起こった場合、避難所へと考えがちですが、最近では在宅避難が推奨されることがあります。

私は東日本大震災を経験し、避難所生活もしていましたが、避難所生活は非常にストレスがたまります。

加えて現在はコロナもあり、感染症の面をとっても心配です。

家が安全な場所にあり、倒壊の危険がなければ、在宅避難ができます。

ペット可の避難所も多くはありません。あったとしても、動物にとって大変なストレスになります。

家に留まれるならそれが一番です。

また我が家のようにソーラー発電があれば、さらに在宅避難が容易になります。

持ち家であれば、災害を見越した設備を自分の判断で準備できるでしょう。

子なし夫婦が家を買うときに気を付けるポイント

免許返納を見越した土地を選ぶ(マンション・戸建て)

住む場所にもよりますが、地方での移動は車が必須です。

しかし高齢になれば、加害者・被害者にならないためにも免許返納をしたいところ。

そうなった場合、頼りは公共交通機関です。

都心はもちろん、地方でもバス停・駅まで徒歩で行ける距離の土地がおすすめです。

欲を言えば、徒歩圏内に生鮮食品が購入できるスーパーマーケットがあるとなお良いでしょう。

最近は生鮮食品の配達も増えましたが、「すぐほしい」「出来合いの総菜がほしい」場合もあります。

近くのスーパーマーケットと通販があれば、生活の買い物で困ることはないでしょう。

ハザードマップは必ず確認する(マンション・戸建て)

良さそうな土地や分譲が見つかったら、必ず自分でハザードマップを確認してください。

令和元年東日本台風では私の住んでいる市も浸水被害がでましたが、ほぼ洪水ハザードマップ通りでした。

ハザードマップには次の種類があります。

  • 洪水
  • 内水(ないすい)
  • 津波
  • 高潮
  • 土砂災害
  • 火山

高齢者だけの避難は想像より大変です。早めの避難という「決断」も遅れがちになります。

繰り返しますが子なし夫婦は、避難所に行かなくても安全な在宅避難ができる住まいを目指すべきです。

不動産にも確認し、最終的に自分でもハザードマップを見て判断してください。

また周囲に、強風で倒れてきそうな大きな建物がないかも確認したいですね。

令和元年房総半島台風では、ゴルフ場の鉄柱が倒れて、近隣住宅に甚大な被害を与えました。

災害に関しての住む土地選びは、絶対に妥協してはいけません

地盤調査は必ずおこなう(戸建て)

工務店・ハウスメーカーが実施してくれることがほとんどだと思いますが、絶対にやってください。

その後改良工事が必要な場合もありますが、きちんと必要性を理解した上で決めましょう。

「過剰な改良になることがある」という話もあります。

改良工事に関しては金額にかなり差が出ますが、積極的に節約するポイントではないと感じます。

ハザードマップをクリアすれば、あとは地震がメインです。

安全な住居にすることを第一に考え、決定してください。

近所・町内会の情報を確認する(マンション?・戸建て)

引っ越しがしにくくなる分、町内会や近所付き合いについても考えたいところ。

子なし夫婦にとっては、老後ありがたいコミュニティになる可能性もあるので良しあしですが…

町内会の活発さ・ご近所の雰囲気について、ハウスメーカーに頼むとカンタンに調査してくれることがあります

詳しい情報を得るのは難しいですが、参考にはできます。

また近隣でトラブルがないかも確認しましょう。

朝・昼・夜、平日・休日、それぞれ土地や部屋の周りを見に行けるとベストです。

施設に入ったら・自分が死んだら家はどうするの?

自宅よりサービス付き高齢者向け住宅の方が安心…とは言い切れない

「結局家を買っても、将来はサービス付き高齢者向け住宅に入った方がいい」そんな声もありますよね。

実際にデイサービスで働く親族と一緒に考えました。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のサービスは、「安否確認」「生活相談」がメインです。

介護が必要な場合、別途契約が必要なことがほとんどで、要介護度が重くなると退去の可能性も。

ざっくりいうと、自立が前提の安否確認・緊急通報がある賃貸住宅、というイメージですね。

介護が不要・安否確認が重要なら、見守りサービスも選択肢の一つです。

現在は警備会社や民間サービスで、様々な見守りサービスがあります。

月々2,000円~6,000円前後で、センサーによる安否確認や、緊急通報が可能です。

介護が不要という前提であれば、住みなれた自宅で見守りサービスを受けながら生活する選択もありますね。

施設に入るなら「リバースモーゲージ」も利用できる

介護度が重い場合には、最終的に施設に入ることになります。

結局持ち家には住まない=やっぱり無駄じゃん!…ではありません。

リバースモーゲージって知ってますか?

  1. 自宅を担保にして、そこに住み続けながら
  2. 月々・または一括で自宅を売った場合の金額を受け取り
  3. 死亡後に実際に自宅を売って返済する

銀行が行っている、持ち家があるシニア層向けのローンになります。

相続人がいない子なし夫婦にとっては、かなり有力な選択肢になる制度です。

マンションが対象になりにくい・対象地域外の場合など制約もありますが、施設入居の心強い資金源になります。

ながや

「リバースモーゲージ 危ない」などの検索もありますが…相続人に迷惑がかからない契約もありますよ

家の処分は「死後事務委任契約」と「リバースモーゲージ」で残った人に迷惑をかけない

子なし夫婦の強い味方、弁護士や行政書士に「死後事務委任契約」をお願いしましょう。

リバースモーゲージと死後事務委任契約をあわせれば、無駄なく財産を使い、処分までできます。

また、生前に自宅を売却しその後家賃を支払いながら住む「リースバック」という方法もあります。

相続したい人がいればいいですが、処分が大変だったりするともらっても困る…ということになりかねません。

相続人と話し合った上で不要であれば、自分たちにとって納得できる形で手続きしましょう。

【まとめ】家賃がない安心感・担保にもできる持ち家がおすすめ!

賃貸・持ち家には、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ライフスタイルによっては、賃貸が良い人ももちろんいます。

しかし「子なし夫婦」で考えると、

  • 生涯にわたって住む場所が確保できる
  • 年金暮らしにあたって賃料がかからない
  • 財産を残す必要がなければ担保にできる

このメリットは大きいと感じます。

「夫婦二人なのにもったいない」…なんてことはありません!

二人で生きていくからこそ、将来を見据えて後悔のない選択をしましょう!

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